前回の記事では、会社の種類を選んで定款認証までのお話しでした。今回は、法務局で会社を登記するところまでお話しします。
法務局に提出する書類はたくさんありましたが、私が提出した書類は以下のものです。
①定款(公証役場で認証してもらったもの)
②発起人決定書
③発起人の同意書
④設立時取締役,設立時代表取締役及び設立時監査役の就任承諾書
⑤設立時代表取締役を選定したことを証する書面
⑥印鑑証明(代表取締役だけ)
⑦本人確認書類(私のは住民票にしました)
⑧払い込みを証する書面
⑨未成年の取締役就任に関する同意書
⑩登記すべき事項を記載したCD-R(これはテキストで作成してCD-Rに入れました)
どの書類がいるのか、色んなサイトを調べて見よう見まねで作りました。
わかったのは、サイトによって書いてあることが少しずつ違うということ。
それは取締役会を設置するかしないかでも違うし、書類にどこまで書いたかでこの書類はいらないとか細かいんです。
とりあえずよくわからないから、いらなくてもいいからいりそうなものは提出しちゃえ!ということになりました。
一番困ったのは、⑨の未成年の取締役就任に関する同意書です。
ネットでもほぼ出てきません。
これは法務局に電話して、一字一句教えてもらいました。
よくわからなかったのは、⑩のCD-Rです。CD-Rが何なのかがまずわかりませんでした。
そしたらなんと!カルパスを買いによく行くコンビニに売っていました!
RWじゃなくてRだよと母に言われて、これもよくわからないままRを買いました。
そのCD-Rの中にいれるのは、テキストで作成した文書(?)のようなもので、何を書くか決まっていました。
法務局のHPが参考になります。
半角や空白はダメっていうルールもあるので注意してください。
これらをそろえて、ホッチキスでまとめて(とじる順番もあります)、割り印をしました。製本テープは使わなかったので、全てのページに割印が必要で、なんだか真ん中の方とか中途半端な判子になってしまいました。
そして12月25日、母と一緒に法務局に行って、列にならんで提出です。
5分もかかりませんでした。並んでる時間の方が長い。
「もっと抜けがないかしっかりみてー!」と母が叫んでいましたが、私は法務局の中が暑くてそれどころじゃありませんでした。
そして、年明けの4日。
法務局から電話が!!不備です!!
不備があったのは、発起人決定書に公告について記載がなかったことと、CD-Rにも広告の記載が微妙に違ったことでした。
定款通りに書いてないとダメということを知りました。
5日に再度法務局に提出しにいって、その時は担当の方が対面で確認してくださって、もう大丈夫ということになりました。(郵送でも可)
登記の書類を提出した日が会社の誕生日になるので、再提出になっても設立日は変わりません。大丈夫です!
③に続きます!次は会社の判子についてです。